教習所の卒業資格は1年が期限だが、実は去年の十月初旬に卒検に受かって以来、学科試験を先延ばしにしていた。そういやもうすぐ1年になるわ、やべえじゃんと思って久々に教本を開き、いつの間にやら日数もせまっていたためとりあえず本日、江東試験場へ行ってきた。そして受かった。ありがとう。

 

民俗学

入門的な本を2冊、図書館で借りてきて読んでいる。双方、タイトルも著者も出版年代も全く異なる本であるが、どうにも内容がリンクする。並行して複数読んでいればよくあることではあるし、そもそも同じ民俗学のジャンルの中なのだから話題もそれなりに被るだろうとは思う。しかし、冒頭で全く違うテーマを掲げて始まった話が、同じ「八瀬」を通過し、その後全く違う着地点へ向かうというのは面白い。「八瀬」が単純にいろいろなところで引き合いに出しやすいメジャーかつ便利な概念なのか、あるいは天が私にそれにまつわる広い知識を授けるよい機会なのか。八瀬童子。京都の郊外にあって、鬼の末裔と自称した人々である。